2019年6月2日日曜日

希死念慮・自殺願望~死について考える日々



妻の希望で猫を飼う・・・その理由は?」のつづき。


2013年7月から、休職したことで通勤という苦難からは解消されたが、不眠と食欲不振からは逃れられず、何もできない日々が続いていた。
夏だというのに、汗すら出ない。「死ぬ」ということを考える日も多かった。

うつ病というと、自殺と関連づけられることが多い。

事実、ネットで鬱の症状について調べるてみると、倦怠感・疲労感・興味の減退といった諸症状のほかに、「死について考える」という症状が出ることが述べられていることが多いし、健康問題が原因の自殺者のうち、約4割がうつ病(自殺者全体のうつ病の割合は約2割 厚生労働省 自殺の統計:各年の状況より)だったという統計も存在する。

何らかの原因でうつ病となり、自殺願望が生まれるのか、何らかの原因により自殺願望を抱き、その結果うつ病になるのか。鶏が先か?ヒヨコが先か?のような議論も出来なくはないが、うつ病が自殺と関連することは間違いないようだ。

幸い、自分の場合は自殺願望があったという自覚はない。
死んでしまうのかもしれない、もしくは、死んでしまいたいと考えたことはあった。

自ら積極的に死を選ぶ自殺ではなく、漠然と死を願う希死念慮といった思考なのかもしれない。

電車やバスに乗っている時や、歩道をあるいている時に、交通事故で(自分が)死んでしまえばいいのにと考えてしまうが、電車や車に飛び込んで死のうとまでは思わない。ビルの窓から外をみて、落ちたら死ねるかなと考えるが、飛び降りる場所を自ら探すことはしない。自分の力ではなく、他力による死を考えていた。

こうなると、自分ではどうすることも出来ず、こんな思考が過ぎ去ってくれるのを、じっと待つよりほかにない。

家での会話の中にも、こんな考えが現れていたいたそうだ。


未だに原因が何か、自覚できていない。
順調だと思っていても、ある日突然、倦怠感におそわれ何もできなくなる。

仕事を休んでも、ブログを書ける気力がある分、以前よりはましだと思うが、いつになったら楽になるのだろう。


・・・つづく

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