2019年6月20日木曜日

自分の力で打ち勝つしかない



分かっている。
病院に行って、薬を飲んだからといって、簡単に治るものではないんだという事は。

精神疾患であるから、自分の気持ちや考え方を改善することで、治癒に向かうであろうことも、なんとなく理解している。


うつ病について、本を読んだり、ネットで調べたり、情報収集に躍起になったこともあった。

真面目な人がなる病気、プライドが高い人が陥りやすい病気、現実と理想のギャップを知った時に陥る病気・・・いろいろ書かれていた。
(確かに、以前は仕事に完璧さを求めていたし、そこそこ成果もあげていると自負していた。漠然とだが理想の将来象みたいなものあった。)


そのどれにも共通していた内容は、十分な休養をとることだった。


薬だけ治そうとしてはいけない。うつ病の原因となったストレス要因から離れて、心身のリラックスを図ることが重要。
治療法としてこんなことを言われることが多い。

でも、これって、要は、自分の力でなんとかするしかないって事だよね。具体的なことはどこにも書かれていない。

規則正しい生活を心がけろ、バランスのいい食事をしろ、趣味を持つのもいい、健康のためには毎日運動しよう、日の光を浴びよう・・・、いろいろ言われるが、そんな気力はないのが現実。だから休養するしかないのだが、ストレスから完全に逃避することなんて、余程恵まれた環境に身を置いていない限り無理。仕事を休めば、仕事のストレスからは解放されるかもしれないが、休職や退職による収入減は、ごく近い将来の生活に関する不安を招くし、解決方法の見出せない不安は、仕事上のストレスと大差ない。


強弱さまざまなストレスが降りかかってくる中で、それをどうやって自分に納得させるか。

考えると、これがストレスになりかねないが、「誰かが何とかしてくれるだろう。」とか、「放っておいたら何とかなるだろう。」とか、そんな考え方では治るものも治らないのだろう。


ふと、そんなことを考えた。


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