2019年5月24日金曜日

2013年7月 はじめての心療内科




2013年6月~7月 会社から休養を命じられる」のつづき。

これまでの人生で、度々病院にはお世話になったが、心療内科なる病院に行ったのは、生まれて初めての経験だった。

職場から休養を指示されたその日、帰宅途中に見かけたクリニックに予約を入れた。
初診の場合、診察に時間がかかるとのことで、1週間ほど先の日程しか予約が取れなかった。

この先しばらくは休みだから、日時などどうでもよかった。時間はいくらでもある。

結局、心療内科の初診は、休養を命じられてから10日程経った、7月の初めとなった。

このころは、余程体調が悪かったようで、休みとなった直後の生活が、どのようなものだったのか、よく覚えていない。
“何かをした”とい記憶がない。ほぼ一日、自宅で横になってすごしていたのだろう。

ただ、はっきり覚えているのは、初めて診療内科を訪れた日のこと。

天気のいい日だった。

午後からの予約だったので、昼過ぎに家を出た。

身体がだるく、何もしたくなかったが、現状をどうにかしたいとは考えていたので、重たいからだを引きずって電車に乗った。
朝の通勤時とは異なり、車内は空いていた。

途中、気分が悪くなることもなく、無事に病院へ到着した。
到着すると、手続き後に数枚の紙を渡された。問診票とでもいうのだろうか、A4用紙2枚の両面にびっしりと質問が印刷されていた。もう1枚は、初診の病院ではよくある、アレルギーや現在服用中の薬、既往歴などを記入するものだった。

特に、難しいこと聞かれている訳ではないが、この時の体調では、じっと文章を読んで考えることも、紙に文字を書くことも苦痛でしかなかった。
書き終えるまでに1時間ほどかかった。途中、病院のスタッフが手伝いにくるほど進まず、問診票のほどんどは、読み上げてもらったうえで口頭で回答し、回答を記入してもらうという状況だった。

やっとの思いで記入が終わると、医師との面談が始まった。胃腸の調子が悪くなり、(普通の)内科に通院していること。職場へ思うように通勤できなくなったこと。不眠、倦怠感 等々。最近の状況を話した。

しばらくすると、記入した問診票の結果が医師のもとに届いた。
回答内容がスコアリングされ、得点(?)が出るものらしく、結果はすこぶる悪かったようだ。

話した内容と、問診票の結果を総合すると、うつの傾向が非常に強いという結果だと、医師より診断された。

職場へ提出する診断書を要求したが、現状ではうつ傾向であるとしか言えず、鬱にも色々あるようで、診断書を出すには、数回通院して様子をみる必要があるとのことであった。

メンタル系の疾病ということもあり、日常生活についていろいろ指示があることを想像していたが、その日医師から言われたことは、「とにかく体を休ませること」だけだった。

動くのが辛ければ、寝ていてもいい。

自分の状況に罪悪感すら持っていたときだったので、なんだか救われた気分になった事を覚えている。


「頑張りすぎたんだね。ゆっくり休みましょう。」

最後に医師にそう言われた。


・・・つづく

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