2019年5月16日木曜日

2013年1月~2月 食欲不振 不眠 倦怠感



2013年初め 体調に異変が・・・。」のつづき・・・。


現在の妻(当時はまだ入籍前だが)の姉が、看護師として勤務する病院へ通院することになった。

コネを使って、あらゆる検査の予約を入れた。

胃の痛みに耐えながら、バスと電車で病院へ。

多くの患者さんが、診察の順番を待つ中、顔パスで診察室へ通された。
コネの威力を最大限に活用し、血液・尿検査、腹部エコー検査、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)、CTだかMRIだかの検査etc・・ 徹底的に検査を受けた。

胃に出血の痕跡があるものの、大きな異常はなく、胃薬と整腸剤、急な痛みに襲われたときの頓服を処方された。

朝一番で病院へ行って、午後1時ごろに終わった。
薬は、とりあえず1ヵ月を出してもらい、翌月の診察予約をした。

2013年1月の初旬の事だ。


妻や義姉に散々心配をかけたにもかかわらず、診断結果は異常なし。

大山鳴動して鼠一匹

本来なら喜ぶべきことだか、胃痛や嘔吐の原因が分からないというのは、本人としては不安でしかなかった。
このころはまだ、うつ病といった精神的な病だとは考えも及ばなかったため、年末年始は仕事が忙しく(この年は大晦日と元日しか休めなかった。)疲れがたまったのだろうと、自分自身に言い聞かせて、体調不良の理由として納得しようとしていた。


この日以降、1日3回、処方された薬をのみながら、なんとか仕事へ行くという日々となった。


薬の服用をはじめて数日が経つと、胃痛が治まったように感じることもあった。
さすが、病院処方される薬は、市販薬とは効きが違うな などと考えていたのもつかの間、症状はさらに悪化していくこととなる。


一次的に回復したかに思えた胃痛だが、夜眠れないことがあるほど痛むようになり、眠れたとしても、夜明け前に痛みで目覚めるようになった。
胃が痛いと思っていたのだが、背中にまで痛みを感じるようになった。

胃がわるいと、背中の方まで痛みを感じることがあるらしいが、自分の手が届かない場所の痛みは、耐えるのが辛い。摩ることができないのが辛かったのを覚えている。


2月に通院した際に、胃痛と嘔吐が改善しないこと、不眠のためか、朝から倦怠感と疲労感に襲われることを申告した。

今思えば、極度の倦怠感と疲労感は、うつの症状を呈しているのだが、本人はお腹をこわしたとしか思っていなかった。
倦怠感と疲労感のほかに、理由の分からない不安感で目覚める事もあった。


この時すでに、妻と義姉、担当医の間では、メンタルクリニックを受診したほうがいいと話していたそうだ。後日談だが。


本人は苦しんでいるが、検査で異常がない以上、内科医としては策がなく、相当面倒をかけたに違いない。

薬が増えた。

医者としても、ほかに方法がなったのだろう。
メンタル系の効能がある内服薬が新たに追加処方された。

医者と言っても、それぞれ専門分野があり、薬についても処方できるもの出来ないものがあるらしい。
内科医には、精神科医が処方するようなメンタルを改善する薬は、処方できないものもあるそうだ。
そもそも、通院している病院には、精神科も心療内科も無かったので、精神的な処方薬も取り扱いがなかっただのろう。

当時、その医師が、その病院で処方できる薬を調べもらった結果、内服薬が2つ増えることとなった。


藁をもつかむ思いで、出された薬を服用したが、体調は悪化する一方だった。


ズボンのベルトは、穴を1つ増やさなければならない程、体重は減っていった。


・・・つづく


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