2019年8月27日火曜日

自分の存在価値って?



ここ数日、変なことを考えるようになった。

ネガティブな思考だ。ダメだとわかっているが、ネガティブ思考から抜けられない。


俺はいったい、何のために生きているのだろう。


鬱と診断されて6年。

その間、ろくに仕事も出来ず、生活は妻に頼りきり。

アルバイトを始めたが、フルタイムでは就業できず、今は週4日の時短勤務。


鬱で全て失った。


貯金も、仕事も、友人も、わずかばかりのプライドも・・・・。


妻だけは、傍らに寄り添ってくれるが、俺の状況を見て不安にならないはずはない。


6年間、それまでの貯金とわずかな収入から、家賃と光熱費だけは自分の口座から支払っていたが、今月はそれも出来なくなった。収入が足りないのだ。


人の役にも立たず、むしろ人の善意を受け取るばかり。


未来に対する夢や希望など、湧いてくるはずもなく、ただただ時間を浪費する日々。


長年のサラリーマン生活が染みついているのか、仕事の成果でしか自分の価値を見出せなくなっているらしい。

給料や賞与の額でしか自分を評価できないことが一因なのだろうが、それ以外のことに価値を見出せない自分がいる。

そんな俺にとって、現状は苦痛以外の何物でもない。


それなりにバリバリ仕事をしていた6年前。

それが原因でうつになった。仕事上の何が原因か、それはいまだに不明だが、細かな無理の積み上げが原因だったのだろう。

その状況に戻ることは、同じ状態を再燃させることになるのだろうが、過去の自分と、今の自分の状態を比較することをやめられない。


以前は出来ていたことが出来ない。


人に話せば、この経験がプラスに作用するときが必ずあると言われる。

自分を変えるチャンスだと。


言いたいことは分からんでもない。


が、ホントにそんな時は来るのか?



何をどうすればいいのか、今は全くわからない。


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2019年8月10日土曜日

思考が停滞していると感じている今日この頃




なんだかうまい言葉が見つからず、こんなタイトルになった。

昨年末からはじめたアルバイトは、一時的に通勤できなくなった時期はあったものの、今もどうにか続けている。

体調について理解を得られている点は、大いに助かっている。


どうにかして、以前のように普通に働きたいと思い、リハビリも兼ねてアルバイトをはじめたのだが、今頃になって療養期間の長さが与える影響を痛感している。

前職でうつ病を発症し、休職と復職を繰り返した期間が2年ほど。退職後、現在のバイトを始めるまでが2年強。

概ね4年間、自宅療養という形で世間から隔絶されていた期間は、思っていた以上に「働く」能力に悪影響を与えていたようだ。


うまく言えないのだが、キャパが狭いというか、演算能力が低下しているというか、計画的に効率よく作業が進められない状態なのだ。

目の前のことだけで精一杯で、次の仕事との連携ができない。だから仕事が停滞してパニックになる。


「うつ病になる前の自分と比べてはいけない。過去ではなく、未来を見ろ。」


医者にそう言われているが、やはり以前の自分と比べたくなる。

それなりに仕事をしていた自負がある。


過去の自分に戻ることはできないし、どんなに落ち込んでも先に進むよりほかに道はないのだが、今の自分に不甲斐なさを感じずにはいられない。

時間が解決するのかもしれないが、あの、辛い日々が再発する不安と、もう少し頑張りたいと思う欲求とを、どうにかバランスをとれるようになりたいのだが、どうもうまくいかない。


兎にも角にも、今日から夏休み。9連休だ。

落ち着いて先のことを考えようと思う。


まずは、来月分の家賃。俺の稼ぎだけでは払えないことを妻に言おう。


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2019年7月25日木曜日

さて、この先どうしよう



しばらくこのブログの更新が滞っておりましたが、どうにか生きています。

時短勤務となってから、1ヶ月以上が経過。
途中、体調の悪化はあったものの、今はどうにか安定しており、週4日の勤務が継続出来ている状態です。

体調が悪い時は、何も考えないのだが、体調が好転すると、将来のこととか、生活費のこととかいろいろと考えてしまう。

これで落ち込んでしまったら本末転倒なのだが、そろそろ真剣に考えなければならないと思っている。


今の職場に不満はない。


収入の問題を除けば・・・。


時短だから低所得なのは仕方ないのだが、フルタイムで勤務したとしても、夫婦二人の生活費を、一人で稼ぐことは出来ない。

今の状態でいいと妻は言ってくれるが、これまで散々面倒をかけてきたので、きちんとした生活設計をして安心させたい気持ち強い。

これ以上、妻に負担を強いるのは気が引ける。


転職するなら、年齢的にもそろそろ限界だろう。


そんなことで、正社員としての就職を考え始めたのだが、ここで壁に直面した。


普通に働ける自信がない。


いつ再発するか分からない不安を抱えたまま、健常者と共に通常に勤務できる自信がない。

現にいまも、自分では大丈夫だと思って始めたアルバイトも、突然の体調悪化によって時短勤務に追い込まれた。

うつを隠して転職しても、もし再発すれば後がない。


ならば、このブログにもいくつか広告を貼っているが、精神を含む障害者の為の就職支援サービスを利用して、障害者枠で就職するか?


自分の状態を棚に上げて言うのも変だが、障害者雇用ってのは少々抵抗がある。

もっと、重篤な人だっているのに。


と、まぁ、
この数日、ずっとこんなことを考えていた。


人生100年時代と言われる昨今、間もなく人生の中間点を迎える。

企業の定年が60歳から65歳であるとしても、まだ20年以上は働ける。


年齢を考えると、今回が最後の転職にしたい。


さてさて、この先どうしたものか・・・。


体調が悪化しない程度に悩んでみようと思う。


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2019年7月12日金曜日

完全にダウンする前に



先週は、1週間まるまる欠勤した。

完全に気力を失い、何もできず、1日をほぼ寝て過ごした。

働きに行きたい気持ちがあるのに、その気持ちに体がついてこなかった。

元気な人にはわからない間隔なのかもしれない。


1週間も休むと、さすがに仕事に行くずらくなる。もう、自分は不要なのではないかなどと、余計なことばかり考えてしまう。勤務時間を短くするなど、最大限の配慮をしてもらっているだけに、怠さを理由に欠勤するのは気が引ける。仕事だって、何がどうなっているのか訳が分からない。まさに、浦島太郎状態だ。

いざ、恥を忍んで出勤してみれば、一人で考えていたネガティブな思考は一掃されたわけだが、これもまた精神的な落ち込みを助長する。


出勤しようと思っていたのに出来ない → 落ち込む → 一人であれこれ考えこむ → ネガティブな思考しか生まない → さらに落ち込む → また欠勤・・・。

この悪循環の繰り返し。


こんな状態を、職場で社長から言い当てられた。

休んで引きこもっていると、ポジティブな思考は生まれない。当然といえば当然のことだ。


「あせる必要はない。午後から会社に来て、5時間パソコンいじりして、夕方帰る。(今は仕事も暇な時期だし)仕事=リハビリだと考えていい。」

欠勤明け、社長からそんな言葉をかけていただいた。


ありがたい。

邪推せず、その言葉を真に受けて甘えさてもらおうと思う。


ただひとつ社長から注文があった。

「完全にダウンする前に休みをとれ。」


勿論、気を使ってそう言ってくれたのだろうが、もう一つ理由があった。

「もうだめだ、どうしていいか分からない。こんな状態で欠勤の連絡を受けると、受ける側も心配になる。ダメになる少し前に、今日は大事をとって休みます、くらいの感じの方が、待っている方としても安心できる。」そうなのだ。


社会復帰の第一歩として、周りの人のことも考える必要があるってことだろう。

そのためには、自己管理も必要だからね。


では、仕事行ってきます。

よろしくお願いします。
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2019年7月9日火曜日

1週間ぶりに出勤した日



昨日は、

1週間ぶりに出勤した。

1週間ぶりに外に出た。

1週間ぶりに電車に乗った。

1週間ぶりに他人と話をした。


疲れた。


1週間も休むと、会社に行きずらくなる。

年に数回、風邪ひいて欠勤するくらいなら、だれでもあることなのだろう。

が、こうも欠勤が多いとなると話は違う。

なんとも申し訳なく、自分の存在価値を疑いたくなる。


にもかかわらず、出勤した時にはあたたかく迎えられた。


本心はどう思っているのか図りかねるが、何事も無かったかのように仕事についた。


できることからコツコツと。


当面は、周囲の優しさに、どっぷりと甘えることにする


よろしくお願いします。
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2019年7月7日日曜日

自分の不甲斐なさに辟易する



1週間、まるまる仕事を休んでいた。

ブログを書くのも億劫なほど、落ち込んでいた。

明日からは仕事に行こうと思っているが、この状況では、そろそろクビかもしれない。


調子がいいからとやる気を出してみると、簡単に疲労がたまり、やる気があった期間の何倍も長い期間落ち込む。


今や、健康がどんな状態なのかもわからない。

相変わらず妻は、こんな俺を見捨てることはない。

が、こんな状態のままでは、いつ共倒れするかもわからない。



明日から心機一転・・・・今まで何度もそう思ってきた。

そのたびに、やる気が空回りして、結局振り出しに戻る。


処方される薬の量も、減る気配がない。


このまま時間が経過すれば、元気な自分を取り戻せるのだろうか。


明日から普通に仕事に行くつもりだ。

今はそう思っている。


が、明日の朝、今と同じ状態でいられる保証はない。


七夕だから、短冊に願い事でも書いてみるか?


自分の不甲斐なさに辟易する。

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2019年6月21日金曜日

まわりの人の優しさが辛い



うつ病になってから、まわりの人の優しさに触れる機会が増えた。

いや、増えたのではなく、今までは気が付かなかったことに気づくようになったのかもしれない、。


職場では、常に体調を気遣ってくれるし、妻は、数年間まともに働けずにいる俺を、今も見捨てず面倒を見てくれている。
突然体調をくずし、(妻曰く)別人のように落ち込む俺を、本当は厄介なヤツだと思っているのかもしれないが、そんな素振りは一切感じさせない。

朝の電車で立っていられず、倒れそうになった時、見ず知らずの方に助けられたこともあった。

過去をおもい起こせば、前の職場でも、休職する俺を、会社は最後まで支援してくれたし、保険や社会保障のありがたさも痛感した。


例を挙げればきりがないくらいだ。


今までも、多くの人の優しさに接していたのだろうが、元気だった時には、全く気が付かなかった。

人の優しさに気付かなかった俺は、人に優しさを向けることも無かったのかもしれない。


うつ病は、多くのものを俺から奪っていたが、唯一大切なものに気づかせてくれたように思う。


今は、自分が生きることだけで精一杯。
優しさを受け取るだけで心苦しく思うが、いずれはこの恩を返したい。


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2019年6月20日木曜日

自分の力で打ち勝つしかない



分かっている。
病院に行って、薬を飲んだからといって、簡単に治るものではないんだという事は。

精神疾患であるから、自分の気持ちや考え方を改善することで、治癒に向かうであろうことも、なんとなく理解している。


うつ病について、本を読んだり、ネットで調べたり、情報収集に躍起になったこともあった。

真面目な人がなる病気、プライドが高い人が陥りやすい病気、現実と理想のギャップを知った時に陥る病気・・・いろいろ書かれていた。
(確かに、以前は仕事に完璧さを求めていたし、そこそこ成果もあげていると自負していた。漠然とだが理想の将来象みたいなものあった。)


そのどれにも共通していた内容は、十分な休養をとることだった。


薬だけ治そうとしてはいけない。うつ病の原因となったストレス要因から離れて、心身のリラックスを図ることが重要。
治療法としてこんなことを言われることが多い。

でも、これって、要は、自分の力でなんとかするしかないって事だよね。具体的なことはどこにも書かれていない。

規則正しい生活を心がけろ、バランスのいい食事をしろ、趣味を持つのもいい、健康のためには毎日運動しよう、日の光を浴びよう・・・、いろいろ言われるが、そんな気力はないのが現実。だから休養するしかないのだが、ストレスから完全に逃避することなんて、余程恵まれた環境に身を置いていない限り無理。仕事を休めば、仕事のストレスからは解放されるかもしれないが、休職や退職による収入減は、ごく近い将来の生活に関する不安を招くし、解決方法の見出せない不安は、仕事上のストレスと大差ない。


強弱さまざまなストレスが降りかかってくる中で、それをどうやって自分に納得させるか。

考えると、これがストレスになりかねないが、「誰かが何とかしてくれるだろう。」とか、「放っておいたら何とかなるだろう。」とか、そんな考え方では治るものも治らないのだろう。


ふと、そんなことを考えた。


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2019年6月19日水曜日

「考え方を変えよう。」って言われてもねぇ



時短勤務となって2週目に突入。
と言っても、勤務日数は今日を含めて6日目なのだが、どうにか欠勤なしで通勤している。

恐怖の月曜日も、どうにか出勤出来た。朝の体調は例によって不調だったが、出勤時間まで間があったので、気持ちの整理が出来た様だ。
朝からの出勤だったら、おそらく休んでいたに違いない。そんな体調だった。

こんなとき、どうしても、休んでいたかもしれないという、マイナスの思考が脳内を占有するが、他から見ると、こういう考え方がよろしくないらしい。

思うように活動できない自分をみて、ダメなんだと落ち込む。普通の人が普通に行っている(かつての自分には出来ていた)事ができないと、ついつい自分を卑下してしまう。普通ではないなと…。

この思考が、更なる落ち込みを招き、活動する気力を奪って行くのだと。



職場で社長とこんな話をした。

社長曰く、休み明けの初日なんてものは、誰でも怠いもので、仕事になんか行きたくないと思ってしまうもの。それでも、生活のためと割り切って、サラリーマンは会社に行く。鬱の時は、その気持ちの整理がうまく出来ず、ひとより時間がかかるだけ。自分のせいなんだと落ち込むのではなく、倦怠感に負けず午後から出勤出来た自分を褒めてやればいい。


なるほど、一理ある。

認知行動療法でやつかな?

悪いことばかり考えるな、とは、医者からも言われている。当然妻にも。


精神疾患だから、気持ちの持ち様次第で変わるんじゃないの?

そう言われれば、ごもっともだし、反論のしようがない。

が、それが出来ていれば、今のようにはなっていない訳で・・・。

このままでは駄目だ。

分かっていながら変わることができない。考え方を変えられない。


ポジティブな思考力を獲得したいものだ。

Well, just think positive!

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2019年6月14日金曜日

休む勇気 頑張らない勇気



うつ病になってしまったら、まず何よりも休養する事が重要。

怠け者だと思われようが、弱い奴だと思われようが、どうせまともな仕事なんてできない。

中途半端に欠勤を繰り返すなら、しっかり休んで回復したほうがいい。

残念ながら、ひとり欠員が出たくらいで、会社は傾いたりしない。他の誰かにしわ寄せがいくだろうが、欠勤や早退を繰り返すなら同じことだ。

そして、異常を感じたらすぐに病院へ行こう。うつ傾向なら、休養しろと言われるはずだ。

かけた迷惑は、元気に回復してから詫びればいい。

重症化してしまったら、詫びる機会のないまま、職場を去らざるを得なくなる。


後から後悔しても、失った時間は取り戻せないし、ちょっとした無理が、大切な時間を奪い去って行く。


もし、身近に体調不良を訴え、なんだか様子がおかしいと感じる人がいたら、休養することを進めてほしい。本人には決断できない状況に陥っている可能性があるからだ。

俺も職場の産業医から、精神科の受診を勧められるまで、自分の状態を理解できなかった。もう少し早く認識していたら、これほど長期間苦しまずに済んだかもしれないと考えることがある。

うつ病の症状が先か、白黒思考が先か、どちらか分からないが、うつ病と診断される直前まで自分自身は完璧を求めていた気がする。他から指摘されないと気が付かない状態になっていた。

ここ数年を思い返すとそう感じる。


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2019年6月12日水曜日

老後資金”夫婦で2000万円”必要!?



「年金不安」に関する議論がにわかに注目されている。

金融庁の報告書で、65歳以上の夫と60歳以上の妻の無職の夫婦の場合、毎月の収入は約21万円で、 支出はそれを上回る約26万円。約5万円の赤字が出るため、老後30年生きると約2000万円不足するとの試算を発表。

多くの人が、年金だけでは老後の生活はきつそうだと気づいているのに、気づかないふりをしてスルーしてきた事実を、金融庁がハッキリと言ってしまった・・・、というニュースだよね。

老後も心配だが、今月末の支払いにも困窮する俺にとっては、ある意味どうでもいいことなのだが、今から2000万円っていわれてもねぇ。


2000万円には程遠いが、うつ病になる前には、そこそこ金融資産は持っていた。

少しづつ増やしてきたけど、それももう、使い果たしてしまった。働けなかったからね。


今から2000万円ためるには、毎日1000円ずつ貯金して、2万日≒54年10ヶ月かかる計算になる。
毎日1万円貯金出来れば、5年半くらいで貯まるけれど、そんな余裕があれば、老後の心配なんてしなくていいだろう。


本当に老後資金が2000万円不足するなら、もう何も頑張らなくていいのではないだろうか。

俺の歳で、今の状況では、当分貯金などできる見込みもなく、2000万円の穴埋めなんて、平均寿命が150歳くらいにならないと割に合わない。


なんでこんなニュース見ちゃったんだろう。

明日の朝のこと考えるだけで精一杯なのに・・・・・・・・・・・・・・・・。


老後資金より、今月末のや家賃の支払いが先だ!

誰か貸してくれないかなぁ。


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2019年6月11日火曜日

お金の不安 再燃



職場より時短勤務を命じられ、本日より午後出勤となった。

このことは、妻も賛成してくれていて、「外でお昼ご飯食べなくていいから、食事代が浮くね。」といって、出勤前に食べられるように昼飯を用意してくれた。

ありがたい。


さて、長期(うつ病で休職していた身には、1カ月は長期ではないが)欠勤をしたにもかかわらず、クビにはならずに仕事を続けられることになったのだが、勤務時間の減少は直接手取りにひびくので、生活費の支出を再検討する必要に迫られた。

現在のアルバイトを始める前(休職中も、自宅療養中で無職の時も)、家賃と光熱費、自分の服や趣味の買い物は、自分の貯蓄を切り崩して支払っていた。当時は入籍前で同棲中であったので、家計を1つにすることは考えていなかった。家具や家電の購入は折半にしていた。

休職初期は、有給休暇や傷病手当金があったし、退職後もしばらくは失業保険がもらえた(うつ病が原因だったので、自己都合とはならず、受給期間延長の恩恵が受けられた。この辺りのことは後日書きます)ので、完全に収入がない時期は限られていたが、それでも貯蓄は切り崩されていったし、その貯蓄も底をついた。

幸い、働けることになったので、一時的にお金の不安は解消されたが、時短勤務となったことで、その不安は再燃することになった。


常に俺の体調を気遣ってくれる妻には、言い出しにくくてまだ話してはいないが、今後の収入はおそらく家賃が払えるかどうか程度の額だろう。

家賃だけは節約のしようがない。


さて、どうしよう。

これ以上、妻に心配はかけたいくない。

かといって、相談する先もわからない。


うつ病は、俺の日常生活も奪い去って行くのか?

どうしたらいいのだろう。



とりあえず、仕事に行く支度をしよう。

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2019年6月10日月曜日

久しぶりに通常出勤したが・・・



本日は朝から雨。

いやだな雨は。

それでも、今日は、久しぶりに通常の出勤時間に間に合った。

出勤して早々、社長に呼び出された。
だらだらと欠勤を繰り返していたので、クビも覚悟しての出勤だったのだが、予想に反して、今後の働き方についての相談だった。


まず最初に確認されたのは、仕事を苦痛と感じているのかどうか、という点だった。


なるほど、欠勤が続けば使っている側はその点がまず気になるということか?


仕事の出来は別にしておくとして、仕事にも人間関係にも何ら不満はない。
むしろ、今の職場での仕事が、楽しいとさえ感じ始めたところだった。休みもきっちり取得でき、残業もごく僅か、いや皆無に等しい。さらに、俺の体調を全員が気にかけてくれる。

こんな職場、そうそう見つからない。

それを、包み隠さず話した。


次に確認されたのは、現在の体調に関する、医者の意見。

当初、週1回のペースで通院していたのだが、徐々に間隔を広げ、今のアルバイトをはじめてからは、月1回の通院になっていた。

今回体調を崩したことで、週1回の通院に逆戻りしたが、医者からは就業の制限はされていない。体調が悪いときは無理をするな、と釘は刺されているが、むしろ、仕事へ行く方が回復は早いのかもしれない、という話を前回の通院時にしてきたところだった。

職場には申し訳ないが、時にはこんな調子になることを理解してもらった上で就業できると、こちらとしては正直なところうれしい。

もちろん、欠勤しないように努力はする。


この点も、このまま話してみた。


クビになるかもしれないと思って出勤したから、気取らずに正直に話した。


その結果、社長より申し渡された就業条件は、意外なものだった。

結論から言うと、
会社としてフルタイム勤務は許可できない。が、クビにはしない。
当面の間、出勤は午後1時、退勤は今まで通りの午後6時。勤務は週4日(土日のほかに、業務状況次第で 水or木 のいずれか休み)。

というものだった。


社長曰く、「採用の時点からこの状態は想定していた。そのときは、時間を減らそうと考えていた。」のだそうだ。

障害者雇用ではない。一般の採用なのに だ。
感謝の言葉しか出ない。長年通院している病院よりも、俺のことを考えてくれていたのだ。

出勤を午後1時からとする理由は、朝起きてから出勤するまでの時間をとることで、目覚めた時体調が優れなくても、回復する可能性があること。仮に欠勤となっても、朝起きてすぐ欠勤連絡をしなければならないプレッシャーが軽減できるから。

退勤を午後6時とする理由は、仕事が終わって帰宅したあと、家で一人の時間を作らないため。(実際、6時で帰路に就くと、妻と同じか、少し遅い時間に帰宅できる。)

週4日勤務とする理由は、2日、長くても3日頑張れば、休養できるから。


ここまで考えての提案だった。


自身の性格なのか、うつ病で社会から一時離脱していたことへの引け目からなのか、フルタイムで出勤するか、出来なければ完全に欠勤するか、両極端の考えしか出来なくなっていた。

ふつうの人からしたら、ふつうの提案なのかもしれないが、目から鱗と言っても過言ではないくらいの衝撃だった。



そんなわけで、明日からは午後からの出勤。満員電車に乗らなくていい。

うつ病や、その他精神的な病で、転職に苦労している方は多いことだろう。だが、こんな職場に出会えることもあるのだ。

無理せずに頑張ってほしいと思う。

俺も頑張るから。


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2019年6月9日日曜日

明日からは心機一転 再スタート



何だかんだと1ヶ月近くまともに仕事をしていない。
が、たっぷり休養させていただいたおかげで、復調の兆しが見えてきた気がする。

睡眠も、ここ数日は問題なし。

暑さも伴って、食欲はイマイチだが、食べられないというわけではない。

現時点では、明日から心機一転、再スタートが出来そうだと思っている。


こんな事言って、明日の朝になったら、気分がどん底だったりするわけだが、それは明日の朝にならないとわからない。
今は、明日、出勤する気満々だ。


それにしても、治ったのかもと思い始めたころに、この落ち込みは悔しい。
仕事にも慣れてきたところだったのに。

こんな日もあると割り切ったうえで、この症状と付き合っていくしかないのだろうか。


うつ病が治った。

こう胸を張って言える日がくるのだろうか。

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2019年6月8日土曜日

誰かの役に立てばいいと思って始めたのだが



始めて間もないブログだが、当初は、自分のうつ病の経過や経験を書くことで、同じ状況で悩み、苦しむ人に役立つことが出来ればいい、そう思ってブログを立ち上げた。

長期自宅療養を脱し、昨年12月から始めたアルバイトも、特に問題なく数カ月勤務し、ゴールデンウィーク直後も体調不良は感じていなかった。
順調に回復していると感じ始めたころだったので、このブログを書き始めた。

が、いざはじめてみると、欠勤の報告ばかりになってしまった。

先月の中旬におかしくなり始めた体調は、悪化の一途。
激しい浮き沈みに見舞われ、こうなると自分でもどうしていいか分からない状態。

それでも、こうしてブログを更新できているので、最悪の状態ではないのだろう。


可能な限り、自分の過去、現在を記していきたいと思っている。

せめて、うつ病ってこんな風なんだってことが伝わればうれしい。


体調が改善すれば、もっと実のある内容が投稿できるように努力しようと思っている。


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2019年6月7日金曜日

休職期間中の生活 



希死念慮・自殺願望~死について考える日々」のつづき。

このところの体調不良により、自分の過去を振り返る余裕が無かったのだが、仕事の時間を減らしたことで、体力的には回復傾向にある。
また調子を崩す前に、過去の休職期間中の生活について書こうと思う。

現状ではなく、この時点で6年ほど前の話だ。

通常に出勤することがままならなくなり、ほぼ強制的に休職となったわけだが、そう簡単に体調がもどるわけもなく、ほぼ毎日、ベッドかソファーで寝て過ごす日々が続いた。

妻は仕事があるので、8時頃には出かけてしまう。

家には、自分と猫2匹だけ。

このころはまだ、猫らも完全になついておらず、一定の距離があった。
朝起きて(と言ってもこのころは不眠が酷かったので早朝目覚める)、どうにか猫の朝食を用意する。
そして、猫トイレの掃除をすると力尽き、ソファーかベッドに倒れ込む。

うとうとしている間に昼になるが、食欲はない。

午後になると起き上がれる気力が湧く日もあったが、座っているだけで何もできない。

時折、当時の職場から電話があったが、それも最初のひと月ほど。

ろくな引継ぎもせず休みに入ってしまったので、混乱していたことだろう。
主な業務として重要だったのが、取引銀行とのやり取りだった。マネーロンダリングの防止だとか、反社会的勢力の排除だとか、銀行の対応も厳しくなり始めたころだったので、銀行の身元確認が厳重になっていた。会社の従業員として銀行で手続きする場合でも、銀行に対し本人確認書類を提出して、登録した人物でないとできない手続きもあった。

そんなことも引き継いでいなかったので、今まで電話で済んでいたことや、窓口で顔パスだったことが、登記簿の提出を求められたり、追加の書類提出を求められたりと、一筋縄ではいかない状況になったらしい。

とはいえ、そんな混乱も1ヶ月もあれば収束するわけで、自分がいなくても会社は回り続けることを実感した時期でもあった。


もっと早く休養すればよかった。

毎日そんなことを考えていた気がする。

このころは余程体調が悪かったのだろう。はっきりとした記憶がない。暗い印象だけが焼き付いている。


夜寝て朝起きる、お腹が空いて食事をする、買い物に行く・・・、こんな普通の生活に近づくまでに4~5ヶ月はかかった。

長らくスーツで仕事に行く生活だったので、普段着が足りない。
服、買いに行こう。そう思った時には、外はすっかり冬になっていた。


体調が少し落ち着くと、うつ病についてネットで調べることがあった。

どうしたらいいのか分からないかったので、情報が欲しかった。

  • バランスのいい食事を心がける。
  • 睡眠など生活リズムを整える
  • 外に出て日光を浴びる
  • 趣味を持つ
  • 運動の習慣をつける。
  • 重要な決定を避ける。
  • ちょっとした回復の兆しを意識する。
  • 十分な休養をとる。

まあ、いろんなことが書いてある。

だが、ほとんどのことはできない。
出来ることは休養することくらい。それも、意味不明の不安感や、原因不明の倦怠感・疲労感に襲われままならない。

実践できたのは、重要な決定を避けたことくらい。
そもそも、何も考えていなかったので、重要な決定などしようがなかった。



うつになったらどうすればいいのか。

とにかくひたすら体を休める。死なないように。



これしかない。


...つづく。


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2019年6月6日木曜日

そもそも 鬱の前兆ってある?



うつ病と診断され、通院を続けること6年。

どうにか仕事をし、人間らしい生活に戻れそうな状態になってきた。

まあ、先日のように症状がぶり返すこともあるのだが、それでも、最悪期に比べればましな方だ。
何もかも順調に回復するはずもなく、多少の浮き沈みは覚悟しなが生活する必要があるようだ。


欠勤が続いた先月の診察の際、うつ症状が出て動けなくなる前に、前兆があるはずだと言われた。

前兆?・・・。

自覚がない。


仕事をすれば疲れる。疲れ方の度合いに差はあるが、忙しかった翌日などは、疲れが残っていると感じることはある。
しかし、これが鬱の前兆とは思えない。

特に不眠を感じることも無かった。

先月の初め、疲れたなぁと感じる日が続いたのは確かだ。
GWの10連休明けだったこともあり、生活のリズムが狂っていた実感はあった。

そのせいだと思っていた。

疲れたのであって、うつ病の症状と言われる抑うつ状態ではなかったと思う。

睡眠もとれていたし、食欲不振といった状態でもない。
趣味やテレビなどの娯楽にも興味をもっていたから、気分が落ち込むとか、意欲低下といった状態でもなかったはずだ。
事実、欠勤する直前に、今までの経過をまとめ、日々の記録を付けようと、このブログを立ち上げている。
何かをしようとする意欲が低下していたわけではない。

にもかかわらず、ある朝突如として倦怠感と不安感におそわれ、仕事に行けなくなった。

医者には、回復途上だから、症状がぶり返すことも考えられる。その状態を自分自身で理解しておくことも必要だと言われている。


単なる怠け者と言ってしまえばそれまでだが、そもそも、前兆となる症状を自覚しているものなのだろうか。

それが分かれば回避することも可能だと思うのだが・・・。


同じ症状を抱えている人、良かったら教えてください。
(このブログのコメント欄は、だれでも投稿可能です。主が確認後公開するので、文頭に【公開不可】と記入していただければ、ブログで公開しません。)

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