2019年6月21日金曜日

まわりの人の優しさが辛い



うつ病になってから、まわりの人の優しさに触れる機会が増えた。

いや、増えたのではなく、今までは気が付かなかったことに気づくようになったのかもしれない、。


職場では、常に体調を気遣ってくれるし、妻は、数年間まともに働けずにいる俺を、今も見捨てず面倒を見てくれている。
突然体調をくずし、(妻曰く)別人のように落ち込む俺を、本当は厄介なヤツだと思っているのかもしれないが、そんな素振りは一切感じさせない。

朝の電車で立っていられず、倒れそうになった時、見ず知らずの方に助けられたこともあった。

過去をおもい起こせば、前の職場でも、休職する俺を、会社は最後まで支援してくれたし、保険や社会保障のありがたさも痛感した。


例を挙げればきりがないくらいだ。


今までも、多くの人の優しさに接していたのだろうが、元気だった時には、全く気が付かなかった。

人の優しさに気付かなかった俺は、人に優しさを向けることも無かったのかもしれない。


うつ病は、多くのものを俺から奪っていたが、唯一大切なものに気づかせてくれたように思う。


今は、自分が生きることだけで精一杯。
優しさを受け取るだけで心苦しく思うが、いずれはこの恩を返したい。


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