2019年5月26日日曜日

2013年8月~ 休職・自宅療養



2013年7月 はじめての心療内科」のつづき。

職場からの指示で、心療内科を受診した。
7月の初旬のことだった。

この日から、週1回のペースで通院することとなった。

初診を含めて、3回目の診察のとき、診断書を発行してもらった。

当然のことなが、診断された病名は「うつ病」。


この診断書を会社へ提出し、休職の手続きをした。


通勤時の苦痛からは解放されることとなったわけだが、ここからが長かった。

起床とともに襲われる倦怠感と疲労感。
ベッドから起き上がっても、何もできずリビングのソファーに横になる。

妻(この時点ではまだ入籍していないので、厳密には内縁の妻)の出勤を見送るのがやっとで、ほかに何か行動をする気力が湧いてこない。

寝ているのか起きているのか、自分でもわからないまま、気が付くと時間は昼を過ぎている。

昼食の時間になっても空腹感はない。
食欲はないが、半ば義務的に食事をする。そして嘔吐。

このころは、食べては嘔吐、食べては嘔吐を繰り返していた。

医者からは、体力を回復するためにも、バランスのとれた食事を心がけるよう言われていたし、看護師の義姉からも、食べたものが全て嘔吐で出ていくわけではないから、吐いてもいいから食べろ、と言われていたので、食事をする努力はしていた。

が、その後の嘔吐の苦しさから、どうしても食事量が減ってしまう。

夕食も同じだ。

食べてもすぐに吐いてしまう。

夕食後に処方薬を服用しても、食事と一緒に吐いてしまうので、食後、嘔吐するのを待ってから薬を服用するようになっていた。

仕事をしている妻に合わせて、夜は布団に入る。

しかし、熟睡した実感のないまま朝を迎える。


そしてまた、前述の状況を繰り返す。



このまま死ぬかもしれない......。

この頃は毎日そう考えながら生活していた。



・・・つづく

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