2019年6月10日月曜日

久しぶりに通常出勤したが・・・



本日は朝から雨。

いやだな雨は。

それでも、今日は、久しぶりに通常の出勤時間に間に合った。

出勤して早々、社長に呼び出された。
だらだらと欠勤を繰り返していたので、クビも覚悟しての出勤だったのだが、予想に反して、今後の働き方についての相談だった。


まず最初に確認されたのは、仕事を苦痛と感じているのかどうか、という点だった。


なるほど、欠勤が続けば使っている側はその点がまず気になるということか?


仕事の出来は別にしておくとして、仕事にも人間関係にも何ら不満はない。
むしろ、今の職場での仕事が、楽しいとさえ感じ始めたところだった。休みもきっちり取得でき、残業もごく僅か、いや皆無に等しい。さらに、俺の体調を全員が気にかけてくれる。

こんな職場、そうそう見つからない。

それを、包み隠さず話した。


次に確認されたのは、現在の体調に関する、医者の意見。

当初、週1回のペースで通院していたのだが、徐々に間隔を広げ、今のアルバイトをはじめてからは、月1回の通院になっていた。

今回体調を崩したことで、週1回の通院に逆戻りしたが、医者からは就業の制限はされていない。体調が悪いときは無理をするな、と釘は刺されているが、むしろ、仕事へ行く方が回復は早いのかもしれない、という話を前回の通院時にしてきたところだった。

職場には申し訳ないが、時にはこんな調子になることを理解してもらった上で就業できると、こちらとしては正直なところうれしい。

もちろん、欠勤しないように努力はする。


この点も、このまま話してみた。


クビになるかもしれないと思って出勤したから、気取らずに正直に話した。


その結果、社長より申し渡された就業条件は、意外なものだった。

結論から言うと、
会社としてフルタイム勤務は許可できない。が、クビにはしない。
当面の間、出勤は午後1時、退勤は今まで通りの午後6時。勤務は週4日(土日のほかに、業務状況次第で 水or木 のいずれか休み)。

というものだった。


社長曰く、「採用の時点からこの状態は想定していた。そのときは、時間を減らそうと考えていた。」のだそうだ。

障害者雇用ではない。一般の採用なのに だ。
感謝の言葉しか出ない。長年通院している病院よりも、俺のことを考えてくれていたのだ。

出勤を午後1時からとする理由は、朝起きてから出勤するまでの時間をとることで、目覚めた時体調が優れなくても、回復する可能性があること。仮に欠勤となっても、朝起きてすぐ欠勤連絡をしなければならないプレッシャーが軽減できるから。

退勤を午後6時とする理由は、仕事が終わって帰宅したあと、家で一人の時間を作らないため。(実際、6時で帰路に就くと、妻と同じか、少し遅い時間に帰宅できる。)

週4日勤務とする理由は、2日、長くても3日頑張れば、休養できるから。


ここまで考えての提案だった。


自身の性格なのか、うつ病で社会から一時離脱していたことへの引け目からなのか、フルタイムで出勤するか、出来なければ完全に欠勤するか、両極端の考えしか出来なくなっていた。

ふつうの人からしたら、ふつうの提案なのかもしれないが、目から鱗と言っても過言ではないくらいの衝撃だった。



そんなわけで、明日からは午後からの出勤。満員電車に乗らなくていい。

うつ病や、その他精神的な病で、転職に苦労している方は多いことだろう。だが、こんな職場に出会えることもあるのだ。

無理せずに頑張ってほしいと思う。

俺も頑張るから。


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2 件のコメント:

  1. 初めまして。
    うつ病歴8年になろうかという、通りすがりです。
    記事の内容が多々共感出来る事が多く、今回コメントを残させてもらいます。
    私も仕事で、似た事を経験しております。
    調子が悪い時に朝の一報も億劫な事ありました。急に辛い時が来ますよね。私の場合は上司でしたが、自分からの説明が難しかったので、病院へ一緒して頂きました。
    お互い寛解に向けて試行錯誤していきましょう。

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    1. ありがとうございます。共感していただける方がいるだけで心強いです。

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